さあ、試してみてください。
1 まず、両手を合わせて、両掌が熱くなるまで強くこすります(イラストA)
。
2 次に、両掌を肩幅ほど開いて向かい合わせます(イラストB)。
どうですか、両掌の間になにか、感覚を得ることができるでしょうか。これは、まず、「気功」の出発点です。
両掌の間を、目で見ても、何も見えませんが、おそらく、何か、ジンジンとするような、感覚が起こっているはずです。
「気功」の世界ではそれが「気」の感覚です。「気感」と表現することもあります。
「なんだ、それは、掌をこすって、皮膚が敏感になって、錯覚を起こしているだけじゃあないか!」
というような意見、感じ方もあるでしょうが、そうして否定してしまっては、その人は決して「気功」を理解することはできません。
まず、最初は、「だまされている」と思ってもいいでしょう。この感覚に親しんでください。
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